8eightの1st Mini Album「The Bridge」
「Without a Heart」の8eight、ロマンティズムでカムバック。

「Without a Heart」で2009年の幕開けをした混声3人組、8eightが感性を直撃するロマンティズムとともに帰って来た。切々たるアピール力を持つボーカリストリーダーのLee Hyunと、清純ながらも濃艶なセクシービューティーで舞台を飾る紅一点のJoo Hee、この二人のボーカルをより魅力的に融合させるラッパーBaek Chanの組合せにより、一層磨きがかかった彼らの音楽が始まる。

「Without a Heart」に続くまた一つの8eightらしいスペシャルバラード「Farewell Is Coming」

「Without a Heart」、「Goodbye My Love」など極上の失恋バラードで音楽ファンたちを魅了してきたプロデューサーBang Si-Hyukと8eightが、新たな力作、「Farewell Is Coming」を完成させた。Bang Si-Hyukはこの曲を進化型バラードと呼び、8eightは8eight印のバラードの完成型と呼ぶ。「Farewell Is Coming」は今までのバラードにおける典型的な流れとは相反する独特なスタイルの曲だ。別れを控えた恋人同士の悲しい感情を口ずさむかのように低音で表現される悲壮な導入部は、実際に男女が会話するような演劇スタイルで構成されている。別れの場所を視覚的に説明するラップパートは、より現実に近い感覚を呼び起こす。また8eight特有の繊細ながらも絶叫するかのようなボーカルは、運命的な別れの悲しみをより凄惨に伝える。特に最後のリフレインの後に来る高音で繰り返される導入部の会話は、感情の流れを余すところなく伝えるこの曲で最も重要な部分だ。

一同が涙した2PMニックンの天使の涙
「Without a Heart」のミュージックビデオではWonder GirlsのSo Heeを、放送とドラマではLee Hyo-riとKim Tae-heeを泣かせた8eightが、今度は万人の恋人であるニックンを泣かせる。「Farewell Is Coming」のミュージックビデオに電撃出演した2PMのニックンの役は、悲しみを抱いた霊魂。ニックンは一人残された恋人を見守るしか術がないやるせなさを涙で演じた。悲しみに暮れたニックンの深い瞳はそれだけで「Farewell Is Coming」が持つ叙情性を完璧に表現していたとの撮影チーフからの後日談もある。特に3Dグラフィックで誕生した天使のニックンも話題となった。爽やかな笑顔で韓国女性を虜にしたニックンが「Farewell Is Coming」のミュージックビデオを通して発揮するまた別の姿に関心が集まっている。

夢幻的な関係を暗示するロマンティズムの極地、三角関係を連想させる妙な雰囲気。
新作バラード「Farewell Is Coming」でカムバックした8eightは、ビジュアル面においてもワンランクアップグレードした。8eightのJoo Heeに代表される清楚ながらも成熟した美しさは、最近の文化全般にかけ最新トレンドとして脚光を浴びているロマンティズムとして再誕生した。その流れの中で特に目を引くのが夢幻的かつナチュラルな印象のジャケットカバー写真だ。8eightのメンバーLee Hyun、Joo Hee、Baek Chanが絶妙な構図で座っているカットは、まるでフランス映画「ドリーマーズ」での破局の三角関係を連想させる。一斉に降り注ぐ光源にあせたような色合いは、ロマンティズムをモダンに解釈し、より一層洗練させる。

独特な舞台パフォーマンスで型破りなバラードを披露
全体的に演劇風のスタイルを採用している「Farewell Is Coming」の舞台のため、独特なパフォーマンスを準備した。曲全体に溶け込んでいる感性をより劇的に伝えるため、横に並んで歌う典型的なバラードの舞台を脱ぎ捨てた。ビジュアルの極大化を通し、常識破りのバラード舞台を目撃することになるだろう。

8eightだけのバラードを完成させたロマンティズム
今までのバラード音楽とは完全に異なるバラード「Farewell Is Coming」。その新鮮さは未熟さとはまた違った新しいスタイルの感情伝達方法としてファンたちに歩み寄る。今こそロマンティズムとともに戻って来た8eightバラードの完成型「Farewell Is Coming」を通して、バラードがどう進化するのかを楽しむ時だ。